しぃあんてね。 【あんときのストリート発掘!】トップセラーと振り返る日本のスニーカー史

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注目のレビュー:あん• 2016-05-18 by 俳優ではない素人を配し、ドキュメンタリータッチの難解な映画を撮ってきた河瀬直美監督ですが、彼女の2015年の劇映画「あん」は、プロの役者による、平易な語り口で見せる救済の物語。 監督のそんな試みに応えるのは、超ベテランの樹木希林(他に市原悦子)、ベテランの永瀬正敏、半ば新人の内田伽羅。 素晴らしいキャスティングだと思います。 社会から隔離され、人生を奪われ絶望した孤独な魂が、美しい自然の細や...... 3人がこのレビューに共感したと評価しています。 2015-06-05 by 予告編は見ていたのですが、それ以外の予備知識はないままに映画館に行ったので、「へえ、こういう展開の映画だったのか」とちょっと驚きました。 おいしいあんを作る過程も丁寧に描写されていますが、樹木希林演じる老女の生涯が、河瀬監督ならではの月と植物などへの独特な視点とともに暗示的に描かれています。 彼女だけでなく、永瀬正敏演じるどら焼き屋店長のいくぶん屈折したたたずまいや、樹木希林にとっては...... 3人がこのレビューに共感したと評価しています。

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あん (小説)

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2020年3月に 「あんさんぶるスターズ!」から生まれ変わり,新たなスタートを切った 「あんさんぶるスターズ!!」(以下,「あんスタ!!」)は,従来のプレイスタイルで楽しめるに加え,3DCGによるリッチなライブシーンをバックにリズムゲームを楽しめるがリリースされ,ストーリーも新章へと突入した。 本作は同年4月に配信5周年を迎えてもなお,その勢いが衰えることはなく圧倒的な人気をキープし続けている。 そんな節目ともいえるタイミングに,4Gamerでは,メインシナリオライターの日日日氏を加えた制作陣にインタビューする機会を得られた。 アイドルたちの輝きはどのように生まれ,これからどういった展開をくり広げるのかなど,ファンが気になる話をたっぷりと聞けたので,ぜひ最後まで楽しんでほしい。 まずは自己紹介を兼ね,みなさんの「あんスタ!!」における役割を教えてください。 KK氏: 「あんスタ!!」グループリーダーのKKです。 僕は全体的なプロジェクトの責任者として,いろいろな決定事項に関わっています。 MT氏: 世界観設定やイベントのテーマを企画していますコンテンツディレクターのMTです。 そのほか衣装デザインのベース出しや,イベントに合わせた楽曲の方向性など,メディアミックスの監修などもしています。 NT氏: ゲームデザイナーのNTです。 このメンバーのなかでは合流が遅めで,2017年10月頃にジョインしました。 主にアプリ内の企画を担当していて,最初に関わったのは 【スカウト!ウィンターサンタ】(2017年12月)でした。 そこから季節イベントやTVアニメ,「スタライ」(CGキャラクターによるバーチャルライブ「あんさんぶるスターズ! DREAM LIVE」)なども担当し,「!」から「あんスタ!!」になるタイミングでアプリ全体の企画に関わるようになりました。 日日日氏: シナリオライターの日日日です(笑)。 4Gamer: メインシナリオライターである日日日先生は,もはや説明不要ですね! 新章に生まれ変わった「あんスタ!!」は,先日(2020年6月13日)メインストーリーが完結しましたが,シナリオを書き終えた今のお気持ちはいかがですか。 日日日氏: いやぁ……燃え尽きました(笑)。 最初は「!」のメインストーリーと同じくらいの,もうちょっとシンプルな話にするつもりだったんですよ。 ALKALOIDがCrazy:Bをやっつけるぞ! みたいな感じでプロットも書いていたんですが,もっと意義深いことができる気がして,途中からどんどん変えていったら収拾つかなくなって……。 4Gamer: 書いているうちに長くなってしまったと。 日日日氏: そうですね。 じゃないと第五章だけあんなに長くならないので(笑)。 あと,キャラクターのファンを意識して書くべきことや,自分が書きたいものも増えていくと,止まらなくなってしまうんですよね。 4Gamer: なるほど,ありがとうございます。 でもお聞きしましたが,あらためて「あんスタ!!」の制作の流れをお聞かせください。 今回は日日日先生もいらっしゃるので,どの程度まで関わられているかなども,ぜひ。 MT氏: ベースとなる世界観設定としては,舞台の場所や誰がどうやって登場するかをHappy Elementsで考えます。 新しくキャラクターが出る場合は,年齢や嗜好などの基本的なプロフィールを日日日先生にお渡しして,日日日先生からさらに要素が追加され,キャラクターができあがるという感じです。 4Gamer: 「あんスタ!!」では,中心となる舞台の変更や新キャラクターの追加だけでなく,物語の時間軸が進むという大きな変化もありましたね。 このあたりはどのように決まっていったんでしょう。 KK氏: そもそも「あんスタ!!」自体の話が出たのは2017年9月くらいで,まず「リズムゲームを作りましょう」というところから始まりました。 その時点で「!」のリリースから3年目だったのもあり,物語上の時間をループさせずに1年先へ進める話が出たんです。 「1年進めるなら舞台も大きく変えたほうがいろいろ展開もできて良いかもしれない」と話が発展していき,展開に合わせてメインストーリーの主人公を変えようと決めたうえで,日日日先生にご相談しました。 転校生が主人公だと,みんなとすでに知り合いなので物語上で説明する余地がなくなってしまうんですよね。 日日日氏: 実は記憶喪失案もあったんですよね。 転校生が昏睡状態から目覚めると,何かが浮いている水槽とか両目の色が違う人形とかが置かれているわけですよ(笑)。 ボツになったけど……。 KK氏: それで新しくユニットを登場させて,彼らにその世界の説明をしてもらおうということになりました。 日日日氏: アイドルについて何も知らないALKALOIDの(天城)一彩くんが,同じユニットでアイドルオタクの(白鳥)藍良くんに序盤で延々と説明してもらっているのが,それにあたります。 4Gamer: なるほど。 「あんスタ!!」になってすべての既存アイドルに変化がありましたが,どういった変化を施すか日日日先生から出されたアイデアはあったんでしょうか。 日日日氏: 僕の案は多いですが,ものによりけりで,例えば四大事務所の名前はHappy Elementsサイドからいただきました。 あとはたしか,ホールハンズの案も出してくださいと言われましたね。 で,「ホールハンズってなんですか!? 」って(笑)。 MT氏: 事務所周りの大まかな設定はこちらで用意しています。 あと最初は,ホールハンズをアプリ内にうまく組み込めればいいなと,あえて名称をつけていたんですけど……。 日日日氏: 最初はかわいいマスコットキャラとかも考えていましたよね。 でも,ちょっとSFになりすぎちゃうということでボツになりました。 メインストーリー第一章より 日日日氏が語る,新章で描かれる各ユニットのアレコレ 4Gamer: ちょっと数が多いのですが,ぜひ日日日先生に,新章での各ユニットについてコメントをいただきたいです。 新ユニットについては別途お聞きしますので,まずはスタプロ(スターメイカープロダクション)の既存ユニットから。 日日日氏: fineは,「!」では政治や大きい枠組みの話ばかりになってしまって,それぞれがどういうアイドルになりたいかや,普通のアイドルとしての活動が見えづらかったと思うんですよね。 「あんスタ!!」ではそのあたりを掘り下げていきたいです。 彼らはどうやっても政治はするんでしょうけど……。 今まで彼らが主人公をさせられていたのがちょっとおかしかったというか(笑)。 KK氏: 新ユニットをダークヒーローっぽい感じで出したいという話になったときに,Trickstarがすでにダークヒーローみたいなものだよねと……。 という(笑)。 流星隊は,リーダーが交代すると色やイメージが変わるというのがうまく物語の中に落とし込めていなかったので,それをこれからどうするかですね。 絶対に流星隊Mリーダーの(守沢)千秋が「赤じゃなきゃ嫌だ」って言うので(笑)。 そりゃそうだよなと。 4Gamer: 続いて,コズプロ(コズミック・プロダクション)についてはいかがでしょうか。 日日日氏: Edenは,「!」では完全に敵というかゲストキャラの感覚で書いていましたが,「あんスタ!!」ではレギュラーとして馴染ませつつ,異質な存在として描きたいと思っています。 身近なところも見せながら,最強のライバルであり最強のユニットであるというのを見せていきたいんです。 ほかの夢ノ咲学院のユニットと同じようになってしまうと,それはそれで問題なので。 Valkyrieは安定していますが,しばらく安定したあとにまたひっくり返すかもしれません(笑)。 揉めていてこそValkyrieという気がするし……。 このまま安定しきって何のドラマも発生しない,止まった状態にならないように気をつけます。 彼らが芸術を突き詰めすぎると,MVを作るとき超大変になりそうですけど(笑)。 MT氏: いや,全然やりますよ(笑)。 4Gamer: 2winkはいかがでしょう。 日日日氏: (きっぱりと)2winkはこれから! 彼らはプライベートとアイドル活動の話が完全に分離しているので,プライベートの話題をどこまで入れ込むか,それとも入れないのかというところから再構築します。 ……って,反射的にいろいろしゃべっていますけど(笑)。 4Gamer: いえいえ,この話ものすごく楽しいです。 では,リズリン(リズムリンク)のユニットについては? 日日日氏: UNDEADは「!」の初期の頃に安定させたまま最初から最後まで書いてしまったので,これからどこからでも広げていけるな……どうしようかなと考えています。 次は個人にスポットを当てるかな。 みんながどうやってユニットを活用していくかとか,いろんな仕事をさせたいですね。 バラエティ番組への出演とか。 大学生活をしながらアイドルをするって,夢ノ咲に通いながらアイドルをするのと同じようなものなので。 日日日氏: 紅月も安定しすぎてしまったところがあるので,どうしていこうかと。 和風モチーフでキャラクターは立っているけど,和風以外にするべきなのか,でもそれだと紅月ではなくなってしまうんじゃないかという葛藤もあって。 あと,ここもfineと同じで,(蓮巳)敬人が政治に関わりすぎていたので,普通のアイドル活動をさせたいです。 食レポとか(笑)。 4Gamer: ラストはニューディ(ニューディメンション)です。 日日日氏: Knightsはかなり存在感が大きくなって……。 「!」で出した味を落とさないように,かつ常に新鮮味を出していきたいです。 「!」と「あんスタ!!」では,(月永)レオと(瀬名)泉の立場が逆なんですよ。 「!」ではレオがずっといなかったけど,今は泉がずっと海外にいるので,「!」と同じ味でも違う形,常においしいごちそうを出していけたらと。 まあ(泉は)すぐに帰ってきちゃったんだけど(笑)。 (朱桜)司が率いる大所帯についても,いろいろ仕込みはしています。 Switchは,ようやく理想像と彼らの実力が並んできたので,ここもこれからですね。 「!」では個人の話ばかりしてしまったし,3人の関係性が安定して力がついてきたからこそ,これからは本当にやりたい,魔法のようなステージを出していければと思っています。 MVによってステージの様子が目に見えるようになりましたしね。 日日日氏: MaMについては驚きの新展開が用意されています。 それをやりつつ,ESでは珍しいソロユニットという立場の面白さをまだまだ出していきたいです。 曲だけ聞いていると爽やかなお兄さんなんですけど,これでようやく彼の二面性に気づいてもらえるかなと……(笑)。 もう少し分かりやすくなって,深みも出てくると思いますよ! 4Gamer: ありがとうございます。 元アイドルの教師2人(佐賀美 陣と椚 章臣)についてもぜひお聞きしたいです。 日日日氏: 引退したアイドルを働かせ過ぎって思っています(笑)。 あと,意外と服装がおしゃれですよね! 4Gamer: たしかに(笑)。 日日日氏: ESでは教師という立場ではないので,先輩アイドルとして過去と現在の差を見せる立ち回りになるんじゃないでしょうか。 言ってしまえば負傷兵みたいな立ち位置ですかね(笑)。 いなくなるのは寂しいので,ちょいちょい出していきたいです。 4Gamer: 現役アイドルである氷鷹誠矢についてはどうでしょうか。 日日日氏: 誠矢が出てくるまでそういう設定は作らなかったんですけど,彼は既存の世界観が壊れるくらいの最強キャラなので,困ったときに出すと思います(笑)。 今度は戦いじゃなくて,一緒に並び立って同じ目的のために戦うような話をやってみたいですね……そんな依頼はまだないのだけど。 メインストーリー第四章より 「!」 【Saga*ぶつかり合うリバースライブ】より 新ユニットのALKALOIDとCrazy:Bについて 4Gamer: それでは,新ユニットのALKALOIDとCrazy:Bの話に入ります。 先ほどおっしゃっていたとおり,設定はある程度Happy Elements側で決められていたんですよね。 日日日氏: そうですね。 こういう見た目で好物はこれで,家族構成はこうでと。 あと,キャッチフレーズも今回は最初からついていた気がします。 KK氏: (資料を出しながら)これが最初に日日日先生にお渡しした設定資料です。 日日日氏: これ懐かしい。 こうだったこうだった。 4Gamer: 今とはキャラ名や表記が違っていますね。 MT氏: 設定が今とは違う方向性だったものもあります。 新キャラ8人の中で人物属性が似すぎていたり,立ち位置が同じになったりしないように調整を加えて今の形になりました。 NT氏: それぞれにキャッチーな設定をつけているんですよね。 日日日氏: 分かりやすい属性として,ALKALOIDは(天城)一彩が良くも悪くもバカで,(白鳥)藍良がドルオタ,(風早)巽が聖人で,(礼瀬)マヨイが怪人。 Crazy:Bは,(天城)燐音がギャンブラーで,(椎名)ニキが料理人,(桜河)こはくが囚人で,HiMERUがゴースト。 そこから広げていきました。 そして,これが決まるまでが長かった。 MT氏: 今までの中で一番長かったですね……。 中身が固まるまでもそうですし,口調とか名前とかビジュアルも結構変えています。 日日日氏: 一彩は物語の視点となる人物であり最初の主人公キャラなので,はじめて描写したときは嫌われないよう意識しすぎて普通の人になってしまいました。 何の引っかかりもなかったのを変な口調にしてみたり,故郷を変わったところにしてみたりといった設定を加えていきました。 謎の故郷設定は,最初はマヨイのものだったんですが。 4Gamer: 最初の設定から名前が変わったり,名前の表記が変わったりするのには理由があるんですか? MT氏: 語感もそうなんですけど,キャラの性格が決まっていないと,名前がどうしても宙に浮いてしまうんです。 なのでそのキャラクターの性格や性質が見えてきたときに,合致する形に調整したうえで名前が決まります。 風早 巽 4Gamer: では,ユニット名はどのように決められたのでしょうか。 あとはボーカロイドやアンドロイドのような,「〜ロイド」の言葉には,無機質でまだ人間味がないところや,発展途上でこれからの成長に期待できるイメージも感じられ,このユニット名に決まりました。 4Gamer: ではCrazy:Bはいかがでしょう。 ただ普通のパリピだとパンチがないので,ちょっと危険な匂いを感じられるようにとダイレクトに「クレイジー」とつけています。 そして,最終的に「A」と「B」でのつながりの対比が見えるようになった感じですね。 日日日氏: それに基づいて設定を対比させていき,兄弟を軸に設定を構築して関係性を作って……ということをやっていきました。 (資料を見ながら)というか一彩くん,結構背が大きい。 MT氏: そうですね,今回の新キャラクターは全体的に身長が高めになっています。 物語の時間が進むぶん,既存の1年生(現2年生)たちとの見え方も考慮して,少しだけ大人びた感じにしています。 4Gamer: 今回のメインストーリーでは,天城兄弟が物語のメインとしてフィーチャーされていました。 彼らはかなり特殊な生い立ちですが……。 NT氏: 最初はただの兄弟,というくらいの感じだったんですよね。 日日日氏: そうですね。 故郷とかは全部,日日日先生の妄想です(笑)。 MT氏: 故郷から出てきているけど,刈り上げしてピアスも付けているという。 日日日氏: 故郷ではみんなアレなんですよ! KK氏: 日日日先生からシナリオが来て,故郷のシーンがありますって書いてあると,制作チームは「故郷の背景を作らないと!」ってなります(笑)。 日日日氏: ごめんなさい……(笑)。 あそこは幼少期の姿を出したかったんですよね。 口で言ってるだけじゃなくて,本当に変わったところから来たのを見せたくて。 あと,幼少期を出すと喜ばれる傾向もありますよね(笑)。 見せないからいい場合もあるんですけど。 椎名ニキ 「書きたい組み合わせは無限にあります」(日日日氏) 4Gamer: 日日日先生は「」のシナリオも執筆されていましたよね。 「あんスタ!!」は登場人物のほとんどが男性ですが,同性として書きやすい,あるいは書きにくい点はあるのでしょうか。 今の若い子的にも,そういったところをあまり意識しないほうが逆にリアルかもしれません。 僕は校則が厳しい体育会系の学校に通ってて,ガチガチの男性理論のなかで生きてきたんですが,そのとおりに書くのは絶対に違うし,女性にとって響くものにはならないかなと。 あと,「あんスタ!!」の子たちは自分が書きやすいようにだいぶ改造させていただいたので,普通に女の子と同じように書けますね。 4Gamer: なるほど……。 ちなみに,ご自身がアイドルにハマった経験はあるのでしょうか? 日日日氏: 僕はないですね。 でも,母が韓流アイドルのファンだったので,ファンの動きというか身内に重度のドルオタがいる家族の気持ちは分かります(笑)。 アイドルの知識もずっと昔で止まっていたので,大昔から包括的に調べて学びました。 それを短い一年間の中に落とし込めたので良かったんじゃないかなと。 すごい大昔の話をしてたりするんですよね,作中で。 4Gamer: ものすごく壮大な設定がありますね。 日日日氏: ははは,壮大に見せてるだけだったりします(笑)。 4Gamer: 制作陣のみなさんは,アイドルについてはどうですか? MT氏: ハマるまでではないですが,音楽性も込みでPerfumeが好きです。 アーティストではありますが,グループで行動していて,決まり文句やそれぞれのポジション,見せ方が固まっているという点ではアイドル的だと思います。 歌とトークにギャップがあって,トークでの和気あいあいとした姿に癒やされますし,そこもまたアイドルに近いところだなと。 NT氏: 私は流行っているものを聴く感じですね。 アイドルだと,初期の頃のAKB48をよく観ていました。 ミーハー的に(笑)。 4Gamer: 男性アイドルの話が出てきませんね……。 日日日氏: 何でアイドルものを作ろうと思ったんですか(笑)。 KK氏: テーマとして,アイドルものが一番王道ではあったんですよね。 MT氏: 学生ものにプラスできるキャッチーな要素は何かと考えたとき,当時だとそれが男性アイドルだったんです。 4Gamer: 結果として,一大ブームになりましたよね。 日日日氏: アイドル戦国時代。 「!」【Saga*かけ上がるレインボーステージ】より 4Gamer: 日日日先生にお聞きしたいのですが,これから書いてみたいネタや,組み合わせてみたいユニットやキャラクターはありますか? 日日日氏: それはもう全部ですよ。 これも書きたいし,あれも書きたい……書きたい組み合わせは無限にあります。 何を書いてもおいしいので,むしろ「これしか書いちゃ駄目」って言われたら嫌かもしれません(笑)。 4Gamer: その言葉,ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しいです。 イベントに登場するキャラクターはHappy Elements側で組み合わせを考えられているんですよね。 MT氏: そうですね。 「!」のキセキシリーズのような,ある目的があって出すキャラクターは日日日先生にご提案をいただく場合もありますが,イベントやスカウトに関しては,こちらで考えています。 NT氏: 「あんスタ!!」になってからは,全員の登場機会をなるべく平等にすることを大事にしています。 新曲イベントは年間のうちにすべてのユニットで必ずありますとか,フィーチャースカウトも必ず全員に回るようにするというのを,とくに意識していますね。 4Gamer: 人数が増えてくると,そのあたりのサイクルも本当に難しくなってきますよね。 KK氏: 機会を平等にという点では,メインストーリーの話になりますが,日日日先生には「ALKALOID視点でのメインストーリーをお願いします」という依頼とともに,「スチルが1人につき2枚」「開花後は全員ライブシーン」という条件も添えていたので,全員にそういった見せ場を作っていただく必要もあったんです。 日日日氏: すごく頭を使いました……。 正気を失いそうになるくらい考え込んで,時間をかけ,悩み苦しみ,最後は呼吸困難になるくらいで。 4Gamer: 想像以上に大変な苦労をされていたんですね……。 書き始めはいつくらいだったのでしょう。 KK氏: 2017年の9月頃に「あんスタ!!」のプロジェクトが始まって,その年の10月にTVアニメのシリーズ構成と今回のメインストーリーの企画と,「!」のメインストーリー第三部のSagaシリーズもお願いしますと依頼していたので,3つくらい同時に動いていたんですよね。 日日日氏: 大変でした。 でもアニメをやることで,「あんスタ!」にどっぷり浸かっていない人の視点での意見も聞けたんですよ。 台本の本読みとかで,冷静なツッコミや生のリアクションを聞いて,作品に反映できたのは良かったなと思います。 KK氏: 「あんスタ!」がどうあるべきかと考えるきっかけにもなりました。 いろんな考えの人がいるなかで, 誰に合わせるのかじゃなくて,本当に「あんスタ!」らしいものを出そうと。 4Gamer: だからこそ,どれも素晴らしい作品になるんですね……。 「あんスタ!!」のメインストーリーはいったん完結,というより「これからが始まり」という内容でしたが,このあとの展開についてはすでに構想があるのでしょうか。 KK氏: フンワリあります(笑)。 構想というより,来年に何をやるかが決まっています。 日日日氏: Music用にMVを作る関係上,すごく前の段階でプロットを作る必要が出てくるんですよ。 だから,どうしてもある程度は先に決めないといけないんです。 KK氏: MVのモーションキャプチャーの撮影がだいたい公開の半年前なんですが,モーションキャプチャーの前に振り付けを考えなければいけないし,その前には歌詞や曲も完成していないと……ということで,かなり早い段階からの準備が必要になりますね。 4Gamer: それは大変ですね。 では「あんスタ!!」の物語上の時間はここからさらに進んでいくのでしょうか。 MT氏: そうですね。 NT氏: 今回は現実世界の季節と連動するわけではないので。 日日日氏: 何年かで時間をさかのぼるって言ってましたよね。 MT氏: 描ききれていないところがあれば,そこをあらためて振り返って間にあったできごとを描く,という感じでしょうか。 過去の話は今までのようなシリーズものになるかもしれないし,ならないかもしれませんね。 日日日氏: あと,もし今後どこかのストーリーで「!」の時代の話をやるにしても,新規の人は「何これ?」ってなってしまうなぁと。 でも,そこが見たい既存のファンの方々はいっぱいいると思うので難しいですね。 4Gamer: 過去の話は知っているほど面白くなりますもんね。 日日日氏: そうですね。 我々が一番の「あんスタ!!」のオタクですし(笑)。 過去の話といえば,シナリオの中に誰も気がつかないだろうと思って小ネタを入れることがあるんですが,「あんスタ!!」だとほかのものに比べて気づかれますね。 よくあんな初期のサブシナリオから……。 僕は書きながらゲラゲラ笑ってました。 「あのとき覚えた技だぞ!」みたいな。 何年ぶりだよ! と(笑)。 「!」衣更真緒キャラクターストーリー「バスケ部の日常」より 新ユニット「Double Face」は必殺仕置人? 4Gamer: 次に,この記事が出る頃にはすでに発表となっている新ユニット, 「Double Face(ダブルフェイス)」についてお聞かせください。 悪徳プロデューサーなどをばったばったと闇討ちしていきます。 「あんスタ!!」になって,悪者だからといっても殴り倒すのが肯定されない感じの世界観になってきたんですよね。 僕はそういう認識です。 MT氏: そうですね。 裏側というか,影の部分を日日日先生のほうでどれだけ出されるかもありますが。 日日日氏: (三毛縞)斑にアンチヒーローの属性をつけているんですよ。 (桜河)こはくのほうはCrazy:Bでもやれると思うんだけど(笑)。 日日日氏: こはくの願望としてはそれこそ普通というか,ごく普通に会社に務めて飲み会に行ってビールでカンパーイ! みたいなことをしたい子なのかもしれないけど,彼のバックボーンから想像される格好いい場面,座敷牢から解放されて悪人を退治していくみたいな面も見せられたら面白いなと。 Double Face 2020年7月16日に放送された「月刊 あんさんぶるスタジオ!!」にて,アイドル育成ゲーム 「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」の新ユニットの情報がついに発表された。 キーワード:• 4Gamer: ユニット曲も出されるのでしょうか。 MT氏: はい,新曲イベントで出します。 ユニット的には同心とか岡っ引きとか,プライベートアイ(私立探偵)的なところをイメージしてます。 日日日氏: (七種)茨から「指令だ,桜河」って電話がかかってきて,「なんでおまえ,そんな偉そうなん?」とか言いながら,指示どおりに仕事をするみたいな(笑)。 Crazy:Bはメインストーリーでちょっとやらかしたのもあって,そういう仕事をしつつ自分の有用性を示していくと。 あと,斑に友達を作ってあげたかったんだと思います。 友達はいるけど,一緒に並び立つ人がいなかったから。 KK氏: Musicにおいて,やっぱりソロだと少し寂しかったっていう運営的な裏事情もあります。 2人以上で歌わせてあげたほうがいいかなと。 4Gamer: たしかにそうですよね。 このユニットは今後も活動していくんですか? 日日日氏: そうですね。 臨時ユニットというよりは正式なユニットです。 KK氏: 2人ともかけもちになりますね。 MT氏: しばらくはそうですね。 シャッフルユニットが,いわゆる今までの臨時ユニットに近い枠になります。 曲を出せれば,それもユーザーさんの楽しみになるかなと。 4Gamer: シャッフルイベントが出た瞬間,「あ,これは今後いつ好きなキャラが出てきてもおかしくないんだな」と思いました。 まったく油断ができなくなったぞと(笑)。 MT氏: ユニットだと,やっぱりある程度のイメージや枠があるのですが,シャッフルユニットに関しては制限がないので,ユニットで見せているのとは違う顔を出せればと思っています。 4Gamer: しかし,そうなるとますます組み合わせのパズルが複雑になりますね。 NT氏: 新曲イベントが各ユニット1回ずつだとして全部で14回あって,年間で空いているイベント数は……と,本当にパズルです。 KK氏: 新曲イベントが1ユニット,ツアーユニットが2ユニット出てくるシナリオなので,そういう意味では年間のシャッフルイベントの数はそこまで多くはできないんですよね。 日日日氏: たまにある,ご褒美的なイベントだと思っていただければと。 社内には音ゲーの猛者がいる! ? Music制作秘話 4Gamer: ちなみにみなさん,リズムゲームはお得意なのでしょうか。 Musicはプレイされていますか? NT氏: Musicの譜面を作っているのは社内の人間なのですが,その人はアーケードの音ゲーのランカーだったりします。 エンジニアも含めて,音ゲー強者たちが社内に何人かいますね。 譜面的にも面白いものを作ってくれる人たちです。 KK氏: 音ゲー好きのメンバーが,リズムゲームの高難度のレビュー(評価)もしています。 クリアできないと譜面も作れないですし,楽しいかどうかのレビューもできないので……。 そこは職務を超えて,うまい人間がやっていますね。 そこまでうまくない人もレビュー担当にはいて,簡単な譜面をプレイして楽しいかどうかを見ています。 女性向けということもあり,さまざまなプレイスキルの方に幅広く楽しんでいただけるようにと考えています。 NT氏: リズムゲームだと人それぞれに遊びやすい難度があって,そこからうまくなって難度を上げていく面白さもありますよね。 いきなり飛び級して難しいのをやっても面白くないし,どの難度でも,一番自分が好きなものを選んで楽しめるのをコンセプトとして作っています。 4Gamer: ちなみに日日日先生はMusicをプレイされるんですか……? 日日日氏: 僕は全然だめですね。 」でパーフェクトが取れない(笑)。 でも,すごく楽しいです。 4Gamer: 楽しいですよね。 社内では,EXPERTがクリアできる人はどのくらいいるんですか? NT氏: 私も一応できますね。 MT氏: すごいんですよ。 横でプレイしているのを見るんですが,音を出さないで喋りながらタップしていたり。 日日日氏: それは音ゲーなんですか(笑)!? KK氏: Edenの 「Dance in the Apocalypse」(難易度EXPERTでLv. 30の超難関曲)を実装したとき, 初日にEXPERTのパーフェクトコンボを出せたユーザーさんはほんの数人でした。 NT氏: 逆に「いて良かった」って譜面担当が言っていました(笑)。 4Gamer: すごすぎる世界ですね……! でも,Musicはイベントでカードを獲得するのに,リズムゲームのうまい下手があまり影響しないことにホッとしました。 KK氏: ハイスコアランキングを狙うなら高難易度へのチャレンジが必要ですが,イベントポイントはどの難易度でも稼げますからね。 同席していたHappy Elementsの男性スタッフ: 僕はトロフィーを獲るのに必死です。 ハイスコアランキングで100位以内に入らないと虹のトロフィーがもらえないので……。 カードをひたすら強くして頑張っています。 4Gamer: すごい! ここには「あんスタ!!」のオタクしかいませんね(笑)。 「あんスタ!!」を応援するファンへメッセージ 4Gamer: すでにさまざまなメディアミックスを行われていますが,今後の展開について教えてください。 NT氏: 2. 5次元舞台やバーチャルライブを今後も続けていきつつ,最近では ローソンさんや カレーハウスCoCo壱番屋さん, 花王のめぐりズムさんなど,リアル企業とのコラボが増えていますし,これからもやっていこうと思っています。 4Gamer: 舞台がESになったこともあり,アイドルたちのお仕事にリアルさが出ましたよね。 オフライン系のイベントはまだ難しい状況ではありますが,楽しみにしている方も多いと思います。 そういえば,日日日先生は「あんスタ」の2. 5次元舞台やライブなどに行かれたことはあるんですか。 日日日氏: 人混みが苦手なのであまり行かないんですが,「あんステ」の初演と「スタライ」の初演には行きました。 「あんステ」は行ってボロボロ泣きましたね。 目の前に,自分が子供のように思っているスバルくんがいるんですよ。 「あ,どもっす!」みたいなテンションで。 めちゃくちゃ感動したし,2次元がリアルになった「2. 5次元」って言い得て妙だなって。 「スタライ」もうしろのほうから観ましたが,やっぱりボロボロ泣きましたね。 ステージはいいものだ。 4Gamer: 今後の展開にもぜひ期待しています。 それでは最後に,ファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。 KK氏: 「あんスタ!!」は常に最高のコンテンツであり続け,毎年より良くなっていくようにしたいと思っています。 来年は5周年よりさらに良くなるように,どうなったらアプリとして一番喜んでもらえるかを考えています。 すでに来年の展開も企画していますが,チームのビジョンとして「あんスタ!! ファースト」で,一番良い形でみなさんにお届けできるように全員で取り組んでいますので,ぜひ楽しみにしていてください。 MT氏: コンテンツ的には常に新しい見せ方や驚きを提供し続けられることをやりたいですし,やるべきところだと思っています。 アイドルたちにもまだ見えてない,見せられる部分はたくさんあるはずなので,それをいかに最高の形で見せるかに挑戦していきたいです。 シナリオは日日日先生が書いてくださっているので,ビジュアル的なアプローチや,楽曲的なところは弊社のほうで新しいものをどんどん展開していきます。 NT氏: いつも応援ありがとうございます。 作るうえで,みなさんに楽しい時間をお届けするのが一番なのですが,やはり我々も「あんスタ!!」という作品の大ファンでもあるので,とにかく「あんスタ!!」って最高だよね! という気持ちも届けられたら嬉しいです。 こちらも最高速度で走り抜けているところがあって,ご心配をおかけしているかもしれませんが,作品をお届けすることでお返ししていきますので,これからもどうぞよろしくお願いします。

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映画『あん』

しぃあんてね

注目のレビュー:あん• 2016-05-18 by 俳優ではない素人を配し、ドキュメンタリータッチの難解な映画を撮ってきた河瀬直美監督ですが、彼女の2015年の劇映画「あん」は、プロの役者による、平易な語り口で見せる救済の物語。 監督のそんな試みに応えるのは、超ベテランの樹木希林(他に市原悦子)、ベテランの永瀬正敏、半ば新人の内田伽羅。 素晴らしいキャスティングだと思います。 社会から隔離され、人生を奪われ絶望した孤独な魂が、美しい自然の細や...... 3人がこのレビューに共感したと評価しています。 2015-06-05 by 予告編は見ていたのですが、それ以外の予備知識はないままに映画館に行ったので、「へえ、こういう展開の映画だったのか」とちょっと驚きました。 おいしいあんを作る過程も丁寧に描写されていますが、樹木希林演じる老女の生涯が、河瀬監督ならではの月と植物などへの独特な視点とともに暗示的に描かれています。 彼女だけでなく、永瀬正敏演じるどら焼き屋店長のいくぶん屈折したたたずまいや、樹木希林にとっては...... 3人がこのレビューに共感したと評価しています。

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